二人の世界オオコウモリ旅行

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zoom RSS ナラコーテ洞窟のユビナガコウモリ

<<   作成日時 : 2007/02/20 00:12   >>

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マウントガンビアに来た目的は、オーストラリア最大のユビナガコウモリのコロニーがあるナラコート洞窟を見るためだ。ユビナガコウモリの繁殖洞であるBat Caveには観光客を直接入れずに、洞内5か所にある赤外線ビデオカメラをBat Cave Teleview Centreというところから操作して洞内のコウモリの様子を見せて、観光とコウモリの保護の両立を図っているという話を、昨年4月にAustralasian Bat Societyの大会で聞いていたので、ぜひ見てみたいものだと思っていた。

ナラコートは内陸で暑いので、猫のために100kmほど離れたマウントガンビアに泊まって1時間以上かけて出かけてきた。

ビジターセンターのまわりにはいくつもの石灰岩洞窟があるが大部分はレンジャーの案内するツアーに参加しないと入れない。ツアーは化石の発掘現場を見るもの、洞窟探検などいろいろなものがあるが、Bat tourは11時半と3時半の二回行われる。3時半のツアーに参加してみた。

まずはBat Cave Teleview Centreへ行く。

ユビナガコウモリの繁殖洞はこことビクトリア州ウォーナンブールの2つであること、ユビナガコウモリは5月に交尾するけどそのあと冬の間は隣のBlanche Caveでトーパーに入り胚の発生は進まないこと、Blanche Caveは冬には9℃に下がるけど、コウモリはわざわざこちらの寒い洞窟に移動すること、子供はトーパーが終わってから発生が始まり11月の終わりから12月に生まれるので実際の妊娠期間は短いこと、生まれたばかりの子供は毛が無くてジェリービーンに足が生えたようだそうだ。生まれて6週間で飛べるようになり9週間で親から独立するので今はもうみんな飛んでいる。子供は年に一匹しか生まれない、グアノの発酵熱で繁殖洞の天井は30℃くらいになる。といった説明をしながら、赤外線ビデオカメラを遠隔操作であちこち動かして、コウモリの様子を観察する。カメラの解像度は優秀で、コウモリの様子がよくわかる。

コウモリを赤外線ビデオカメラで見ると聞いたとき、固定カメラで流しっぱなしの映像を連想したので、なぜツアーに参加しないと見られないのか不思議に思ったのだが、確かにこの説明とこのカメラなら、まるで実際の洞窟ツアーをしている気分で納得。

このあと外に出て Blanche Caveに入る。ここも、鍵がかかっていてツアーでしか入れない。ナラコーテは哺乳類の化石でも有名で、Blanche Caveでは現在化石発掘中で、その現場を見る。また洞窟の中ではここ何週間か住み着いているというニュージーランドアオバズクが見られた。夜になるとコウモリを食べに出て行くようだ。

Bat Caveの入り口はフェンスで囲まれていて中には入れないけど、すぐそばにまで行ける。夜8時半頃ユビナガコウモリの出巣が見られるというので、近くのBool Lagoonへ行って時間をつぶしながら、夜まで残る。ちなみにBool Lagoonは水鳥の生息地のはずだが、ここ何年か乾燥して草原になってしまっていて、まったく水鳥の姿は見られなかった。ユビナガコウモリの餌場にもなっていたはずで、繁殖率の低下につながっているようだ。

夜8時半、本当に入り口からユビナガコウモリが飛び出してきた。最初はぽつんぽつんと出てきたが、5分後には直径10mくらいの入り口から次々と飛び出してくる。コウモリは出てくるとフェンスを越えてすぐ高度を下げ、低空でてんでんばらばらな方向へ飛んでいく。中をのぞくと、洞窟の出口近くではたくさんのコウモリが旋回しているのも見える。
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近くの木にはニュージーランドアオバズクが来て時々飛びまわっている。しばらくしたらいなくなってしまったが、今夜の夕食は捕まったのだろうか。
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猫が心配なので9時半頃引き上げたが、コウモリの出巣はまだまだ続いていた。

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