ムラサキツユクサのおしべの毛

ムラサキツユクサといえば、葉の気孔の観察やおしべの毛の原形質流動、花粉管の発芽など高校の生物教員だった身にはなじみ深い。花は午前中に咲いて晴れた日は午後には閉じてしまうので、午後に生物の授業があるクラスには使えないのが難点だ。曇りの日には午後まで咲いているが。

2番目に勤務していた高校では、近くの農家が庭にたくさん植えていたので、この季節にはもらいに行ったのだが、ある時ムラサキツユクサを全部ぬいてしまっていたので、その後園芸屋のカタログで注文して、職場に植えた。我が家の庭にもある。

昨夜池袋のジュンク堂でフラワーエコロジスト田中肇さんのトークショー「昆虫の集まる花」の中で、蜜を出さずに花粉で昆虫を集め、花粉がなくなってもおしべの毛の感触で虫を花粉があるかのように騙して惹きつけて受粉させる花として紹介されていた。そうかあの細胞が一列に並んだおしべの毛は、そういう意味があったのか、と納得。

我が家のムラサキツユクサの花をクローズアップにしてみた。(E-30+35mmマクロ(35mm判換算70mm))
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画像を拡大してみると、顕微鏡を使わなくても、おしべの毛の細胞が一列に並んでいるのがわかる。このつぶつぶ感が、虫に花粉があるような錯覚をおこさせるのだろうか。騙された虫の体から落ちたのか、黄色い花粉が付いている毛もあった。。(E-30+35mmマクロ+EC-20(2×テレコンバーター)+EX-25(中間リング)で撮影しトリミング)
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この記事へのコメント

空樹砂波
2009年05月23日 21:35
美しい…

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