マンブカルリゾートのフルーツバット ローレンスフルーツコウモリ
フィリピンは7000以上の島が広い範囲に分布する国で、動物相も地域によって異なる。コウモリは70種以上記録されている。観察したコウモリの識別にはSynopsis of Philippine Mammalsというサイトを使っているのだが、このページは島ごとの哺乳類リストが表示させられる。ネグロス島はコウモリ研究者もいるし、滞在したマンブカルリゾートはオオコウモリの保護区として知られているので、けっこう調査がなされていると思われ信頼していいだろう。ネグロス島のオオコウモリだけに絞れば、14種に絞られ、各種の説明や写真のページもあるので、わかりやすい。
しかし難問だったのはこのコウモリ。
椰子の葉の裏に昼間ねぐらをとっていたのをガイドが見つけてくれた。ガイドは「Dog-faced bat(コイヌガオフルーツコウモリ)」といっていたのだが、これは、この仲間の特徴の翼の骨の部分が白っぽく見えて、耳の縁が白いのが全く見られず、表情も違うので却下。黒く見えたのでPtenochirus jagoriかなと思ったのだが、東南アジアコウモリ会議で、この島で調査をしている方や、フィリピンでオオコウモリの研究をしている方など経験豊富な人々に写真を見てもらうことができて、言われたのが、まったく予定外のローレンスフルーツコウモリHaplonycteris fischeri。サイトでは茶色く見えるので候補になかったのだが、葉の下からとっていてより黒っぽさが強調されているのかもしれない。
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しかし難問だったのはこのコウモリ。
椰子の葉の裏に昼間ねぐらをとっていたのをガイドが見つけてくれた。ガイドは「Dog-faced bat(コイヌガオフルーツコウモリ)」といっていたのだが、これは、この仲間の特徴の翼の骨の部分が白っぽく見えて、耳の縁が白いのが全く見られず、表情も違うので却下。黒く見えたのでPtenochirus jagoriかなと思ったのだが、東南アジアコウモリ会議で、この島で調査をしている方や、フィリピンでオオコウモリの研究をしている方など経験豊富な人々に写真を見てもらうことができて、言われたのが、まったく予定外のローレンスフルーツコウモリHaplonycteris fischeri。サイトでは茶色く見えるので候補になかったのだが、葉の下からとっていてより黒っぽさが強調されているのかもしれない。


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